腰を反ると痛みが出る。脊柱管狭窄症

今回は50~70歳の方によく好発するとされている、『脊柱管狭窄症』についてお話します!

 

★次のような症状でお悩みではありませんか?

①腰からお尻、足にかけて痛みや痺れがある

②痛みがある時に前かがみになると和らぐ

③長時間連続で歩くのは困難だが、少し休憩するとまた歩けるようになる(間欠性跛行)

 

上記のような症状がある方は、脊柱管狭窄症の疑いがあります!

坐骨神経痛と似たような症状ではありますが脊柱管狭窄症には

特有の間欠性跛行の症状が多くみられます

 

 

 

★脊柱管狭窄症になる原因

まず『脊柱管』とは何かと言いますと背骨にある

神経の通り道の隙間のこと脊柱管と言います。

この隙間が狭くなってしまい神経に異常をきたしてしまう病気です。

どのようにして脊柱管狭窄症になるかと言いますと、

多くの方の場合は加齢に伴う背骨の変形などで

神経を圧迫してしまうことが主な原因です。

重たい物を持つことが多い方にも発症することが多いです。

この脊柱管狭窄症でカギになるのが『圧迫』というキーワードです。

楽な姿勢として前かがみになると痛みが緩和される理由として、

圧迫されていた神経が隙間ができることによって圧迫されなくなるからです。

変形により神経を圧迫してしまうことによって

腰から足にかけての痛みやしびれを伴います。

※黄色のヒモみたいな物が神経になります。

写真のように神経が骨と骨との間で挟まれてしまうとシビレなどが起こります。

 

 

★脊柱管狭窄症の治療法

脊柱管狭窄症の原因は『変形』であるため、根本的に治すのは手術になります。

しかし手術をしても100%治るわけではありません、、、

もちろん手術をして良くなる方も多くいらっしゃいます。

ですが患者様の中に

「3.4年前に脊柱管狭窄症の手術をしたが、また同じような症状がでてきて悩んでいます。」

とおっしゃられる方が、とても多くみえます。

なぜ再発するのかというと、

・別の場所の変形により神経を圧迫している

・同じ姿勢を繰り返すことによって同じ場所で神経が圧迫してしまう

など様々な原因があります。

 

なので「脊柱管狭窄症になってしまう原因」である

姿勢不良や関節の硬さ、筋肉の硬さなどをしっかり治療していきます。

 

当院の脊柱管狭窄症に対する治療法を説明します!

①凝り固まった筋肉を緩める。

②痛みをかばい続け歪んだ身体を整えるために、骨盤矯正を行います

③インナーマッスルを鍛えて姿勢を良くする

 

まずはしっかりと緊張している筋肉を

「ハイボルテージ」「マッサージ」でほぐしていきます。

硬くなっている筋肉をほぐすことによって血流の流れも良くなり、

身体全体が楽になっていきます。

 

 

次に歪みのある身体に対しては骨格・骨盤矯正を行います。

骨盤を整えることで姿勢をよくし、

神経が圧迫されている部分への負担を軽減させます。

関節もしっかりと正常に動かす事が出来るようにすることで

今後も痛みやしびれが出ないような身体作りも行っていきます。

 

 

骨盤を整え、姿勢を良くした後はインナーマッスルを鍛えます。

当院ではプロのスポーツ選手も実際に使っている

「JOYトレ」という機械を用いてトレーニングを行っていきます。

 

※JOYトレについて書いてあるブログです。参考に読んでみてください。

 

 

 

インナーマッスルとは身体の奥にある腹筋の部分になります。

身体の奥にあるインナーマッスルは正しい姿勢を維持する為

必要な筋肉であり、骨盤を安定する筋肉でもあります。

このインナーマッスルを鍛えることによって

骨盤が安定して姿勢がよくなり脊柱管狭窄症の予防になります。

 

痛みを取り除き、身体を整えて、再発予防としてトレーニングを行う。

当院は患者様のために最後までサポートさせていただきます。

 

 

 

このページも是非読んでみてください

→脊柱管狭窄症の症状ページになります