今回はスポーツをしている方、中高年の方に特に多い半月板損傷について書きました!
まずは半月板について簡単にお話させていただきます!
半月板とは・・・
膝関節の間にある軟骨様の板で内側と外側にそれぞれ一つずつあります。
膝関節の間にクッションがあるイメージです。
半月板の役割
①関節の適合性を良好にする
②緩衝作用
③可動域を適正に保つ
④関節内圧を均等化する
⑤滑液を分散させる
半月板損傷の原因
①スポーツによる損傷(ジャンプや方向転換を行う種目に特に多い)
スポーツで半月板を損傷する場合には、体重が加わった状態での捻りや衝撃により起こる場合が多く、その際に膝の靭帯も合併して損傷する場合もあります。
②加齢による半月板損傷
40歳を過ぎると半月板が変性してきます。そのため、立ち上げる動作など軽微な外力で損傷する場合もあります。
また膝は、体の中でも特に体重による負荷が大きくかかる箇所で体の歪み、バランスが悪いと、膝に10倍以上の負荷がかかることもあります。
③円板状半月板
正常では三日月状である半月板が先天的に円板状を呈するもので、正常の半月板よりも損傷しやすく、小児に多いです。
半月板損傷の症状
〇受傷時
・体重をかけて膝を捻る動作での痛みがある
〇一定期間後
・運動時の痛み・運動後の関節水腫
〇数時間後
・関節腫脹(関節血症)・膝の引っ掛かり感やクッリク感(コキッという異常音)・可動域制限(膝の曲げ伸ばし)・ロッキング
などの症状があります。
※半月板損傷の診断には、MRIが有用で靭帯損傷の合併の有無も確認できる。
治療・予防
半月板損傷が軽度の場合は、膝を極力使わないように安静にしつつ、サポーターで固定します。
手術の場合は破損した半月板を縫合したり、切除したりします。
予防としては、半月板損傷は急性のケガであるため完全な予防は難しいですが、準備運動をしっかりとすることが大切です。
当院では、
①骨盤矯正で片方の膝にだけ負担がかからないように身体の歪み・バランスを改善!
②JOYトレで軸となる体幹部分のインナーマッスルを強化!
③ボディーベーション9月から新しくスタートしたトレーニングで、膝に負担がかかる身体の動き方を正しい動きに改善!
膝をケガする場合でも、膝だけが原因ではなく股関節・足関節が正しく動かすことが出来なくて膝に負担がかかる場合も多いです。
なので膝に負担がかからない本来の正しい身体にすることでケガの予防・パフォーマンスアップにつながります!
身体のケガはいつ起こるか分かりません。もちろんケガをした後の早めの治療も大切ですが、ケガにならないための予防治療も大切なのでぜひ気になる方はまはろ接骨までよろしくお願いいたします!!
・膝が痛くてお悩みの方
・体のバランス、骨盤の歪みが気になる方