人の手には、8個の手根骨と呼ばれている小さな骨が隣り合わせに並んで存在しています。
その中でも「小指側」の手首には、「三角線維軟骨複合体」と呼ばれる『手関節の支持性や可動性』を両立している重要な組織があります。
TFCC損傷(三角繊維軟骨複合体損傷)は、その三角線維軟骨複合体に傷がついてしまい痛みが生じてしまいます。
- 重たいものを持つと手首の小指側が痛む
- 痛みで手首が回せない
- 重症化すると何気なく手を使うだけでも痛む
- 手を捻る動作が辛い
- ペットボトルの蓋が回せない
TFCC損傷(三角繊維軟骨複合体損傷)の概要
TFCC損傷(三角繊維軟骨複合体損傷)の発生機序
手関節の捻る動作や反る動作を繰り返すことにより、軟骨に負担がかかり痛みが出てきます。スポーツでは、テニスやバトミントン、野球など手を捻ることの多いスポーツで多くみられます。
また、転倒で手を衝いた際に三角線維軟骨部分に大きな外力が加わり、一回の外力により発生することもあり、加齢により軟骨や靭帯に変性が起こり痛みを発生することもあります。
TFCC損傷(三角繊維軟骨複合体損傷)の発生機序
TFCC損傷(三角繊維軟骨複合体損傷)はまずは『安静』が大切です。痛みが出ている部分に高周波治療器(ハイボルテージ)を当てることにより、痛みを軽減させることは可能です。
ただしっかりと痛みを完治させるためには、患部が動かないように外から固定することが一番大切です。
そのため当院では絶対安静を図るために前腕から手関節まで『ギプス固定』を施し、1週間から10日間固定します。
痛み止めの飲み薬や湿布、サポーターではその場しのぎにしかならず、症状を悪化させる可能性があります。しっかりと痛みを改善したい方、一度まはろ接骨院までご相談ください。
TFCC損傷(三角繊維軟骨複合体損傷)については当院にお任せ下さい
TFCC損傷(三角繊維軟骨複合体損傷)についてご説明致しましたがいかがでしょうか。当院では、お客様一人ひとりに合わせた丁寧な施術で症状改善に導きます。辛い症状にお悩みの方は当院にお越しください。スタッフ一同心よりお待ちしております。