皆様、こんにちは。今回はいつもの記事とは趣向を変えまして、最近よく聞く事故についての話を記事にしたいと思います。
最近よく聞く事故・・・
それは「 高齢者による運転操作ミスによる事故 」
です。昨日、家族より連絡があり、「 買い物から戻ったら、車がぶつけられていた・・・ 」と。
え????
うちの車はバンパーがこすられた程度で済みましたが、隣に行くにつれ、車の向きが変わったり、バンパーが外れるほどのダメージでした。幸い、けが人は無し。
写真には写っていませんが、被害車両はもう一台いまして、計4台。
加害車両は私の車の前方にバックで駐車しようとしたとの事でしたが、操作を誤って次々と車を破壊していきました。
加害車両運転手は80代後半の高齢者様でしたが、とてもしっかりとした方で、警察への連絡や連絡先の交換など、加害者の義務をしっかり果たしていたと思います。
交通事故で、加害者がやらなければならない事をおさらいします。
まずは緊急処置義務
・車両の運転停止
・負傷者の救護
・道路における危険防止
です。これを怠ってしまうと、道交法違反です。そしてその場から立ち去ってしまうと、いわゆる「ひき逃げ、当て逃げ」です。
次に警察への報告義務
・交通事故発生日時
・けが人などの程度
・破損の程度
・その事故でとった措置など
これらは加害者の義務ですので、もし不運にも加害者となってしまった時は落ち着いて行動しましょう。また、目撃者などもあれば連絡先を交換するなどしておいた方が良いでしょう。
保険についてですが、まず被害車両は4台とも駐車中であったため、過失割合は「 0 」です。そして誰も乗っていなかったため、けが人も無し。ただ、買い物が終わって車に戻ったら、「 あれ、うちの車はどこだっけ?? 」と思った事でしょう。加害者は、相手が4台でも1事故として扱われます。勿論、過失割合は「 100 」です。今回は物損事故扱いとなるため、加害者の加入している任意保険の「 対物賠償保険 」から修理代などが補償されます。対物賠償保険を使うという事は、加害者が加入している任意保険は3等級ダウンとなります。あと、加害者様は車両保険も付けていれば、自分の車の修理代も補償されます。
今回は身の回りに起こった事故を例に出してみました。まだまだ寒い冬は続きます。雪が降ると事故も増えますし、年末から1月、2月にかけては事故も多いので、皆様もお気をつけ下さい!!
もし、事故が起こってしまったら
交通事故の対処方法