今回は、当院に通院されている交通事故に遭われた患者様のお悩み事例を紹介させていただきます。
この患者様は、事故に遭った時は痛みが無かったが、翌日になり身体の痛みを訴えました。
このような話はよく聞く話だど思います。そして身体が痛いため医療機関を受診するのも当然の事だと思います。しかしその事が加害者様は納得いかないとの事で、治療を認めない(保険は使わせない)という話になってしまいました。
もう少しだけ事故の情報を書きますと、今のところ
過失割合・・・被害者→1、加害者→9
の一旦停止無視による事故で、当院に通院されている患者様(被害者様)のお車は全損です。「 今のところ 」と書いたのは、過失割合も加害者様は認めていないためです。
これはこの事故が示談に至るまで一筋縄ではいかない事は安易に想像できます。今回の事例は、おそらく物損事故が人身事故扱いになる事が困る、という事だと思いますが、被害者様からするとそんな事を言われても身体は痛いんです!!最悪なパターンを考えると、裁判による決着という事もでてきます。
・過失割合でもめている
・後遺症が発生したときや、等級認定に問題がある
・死亡事故など、高額な損害賠償が予想される
などの場合は裁判による紛争解決が行われる事が多い様です。この様な場合でも、任意保険の特約にある「 弁護士特約 」に入っているかご確認ください。限度額は保険会社によりますが300万円が多く、弁護士報酬は勿論、相談料、着手金、出張費などの費用もかかるため、そういった費用も保険金でカバーできてしまうのでメリットも大きいと思います。しかも弁護士特約を使っても保険の等級は変わりませんので安心して下さい。
さて今回は治療を認めないという事ですが、もうすでに通院していらっしゃるので、様々な費用が発生しております。加害者が被害者の損害賠償請求に対し、支払ってくれないケースでは、被害者請求という手段があります。これは、被害者が直接、加害者が加入している自賠責の保険会社に、自賠責による支払を請求する事ができます。この被害者請求は、申請に非常に手間がかかり面倒である、というデメリットもありますが、被害者様を救済できる手段の一つです。
まはろ接骨院では患者様のお身体に対する治療は勿論、保険に対するサポートも、書類集めからサポートさせていただきますのでご安心下さい!!
もし事故が起こってしまったら
交通事故の対処方法