皆さん、こんにちは!ワールドカップは観られましたか?日本代表もとても活躍して盛り上がりましたね!
今回はサッカー選手・競技者に多い股関節周囲の謎の痛み『グロインペイン症候群』について書きました。
別名『鼠経部痛症候群』とも言われます。
グロインペイン症候群ってなに?
明確な治療法は確立されておらず、治りにくく慢性化しやすい鼠径部・股関節(足の付け根)・ももの内側・下腹部にかけて痛みが出てくるケガになります。
人によって違う場所に痛みが出現するためグロインペイン症候群とは鼠径部周囲の痛みの総称になります。
また素因としては恥骨結合炎・内転筋障害・スポーツヘルニア・腹直筋の起始部炎症などがあげられます。
日本・世界のプロサッカー選手でもこのグロインペイン症候群になっている選手は多いです。
症状はなに?
・サッカーでボールを蹴る時、全力で走る時などに鼠径部周辺に痛みが出現
・また最初は痛みが軽度な場合やすぐに痛みが治まりますが、過度な運動を続けていたりすると痛みが取れにくくなってきたり軽度な運動時でも痛みがでたりします。
・無理に運動を続けていくとどんどん悪化していきます。
原因はなに?
多くの原因としては
・股関節の過度な負荷、使い過ぎ
・股関節の筋肉・関節の柔軟性低下
・運動時の股関節と体幹の協調性が不自然などです。
※痛みを取るだけでなく、しっかりと根本の原因まで見つけ根本から治していくことが大切になっていきます。
どうすればいいの?
グロインペイン症候群は過度な運動から痛みを誘発するので安静にしていれば痛みの改善はしていきますが、再び運動をし始めると痛みが出てきます。
なので安静も大切なのですが、それと同時に股関節周りの筋肉・関節の柔軟性を良くしていくことが大切になっていきます。
また股関節の動きと体幹の協調性が必要になってくるので正しい身体の使い方をしていくことが大切になっていきます。
自分でできること
股関節周りの筋肉・関節の柔軟性を良くするために5つのストレッチを紹介します。
〇腸腰筋のストレッチ (股関節の前側の筋肉)
①左の腸腰筋を伸ばす場合、右足は前に出して股関節と膝関節は90度
②伸ばす側の左側は後ろにする
③伸ばす側の上肢を上げる
④身体を後ろと右側に伸びるようにストレッチをする
〇大腿四頭筋のストレッチ(前モモの筋肉)
①横向きで寝てもらい伸ばしたい側を上にする
②ベッド側についている下肢の股関節・膝関節は90度にする。
③伸ばしたい側の足の足部を持ちながら身体よりも後ろにもっていく
〇内転筋のストレッチ(ももの内側の筋肉)
①画像の通りのスタートポジションを取ってもらい殿部を後ろに体重をかけていく
〇殿筋のストレッチ
①伸ばしたい側の殿部の下肢を逆側のももの上に乗せる
②身体を前側にもっていき、伸ばさない側の下肢で伸ばす側の下肢を身体に近づける
〇ハムストリングスのストレッチ(もも裏の筋肉)
①スタートポジションをとって身体を前に倒す
また股関節と体幹、上肢の協調性を出すために2つトレーニングを紹介します。
①四つん這いになり上肢・下肢のお互い反対側を背中の高さまであげていき次は最初と逆側もやっていきます。
②横向きになり上側の下肢を上げ下げしていきます。
まはろ接骨院でできること
①骨盤矯正
しっかりと骨盤の歪みをとり正しい姿勢にすることで身体に負担が少なく運動が出来ます。
また股関節の柔軟性を出すことで痛みの出にくい身体つくりが出来ます。
②ハイボルテージ
深部の筋肉まで刺激され柔軟性がよくなりますし超音波の効果で炎症を抑えます。
③JOYトレ
腹横筋という『インナーマッスル』を鍛えることで身体を安定した状態で運動が出来るので股関節周りへの負担を軽減させます。
ぜひ股関節周りの痛みが気になる方はまはろ接骨院にお越しください!!
しっかしと身体の状態を確認させていただき全力でサポートしていきます!!