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腰痛や歩行困難に悩む方、その症状の正体は仙腸関節にあるかもしれません。
年齢や職業に関係なく、前傾姿勢や姿勢の歪みからくる痛みを抱える方々が多く、日常生活に支障をきたすこともあります。
まはろ接骨院の経験豊富なスタッフが、その原因や治療法を解説します。
「痛みで眠れない」まはろ接骨院にご来院された患者様の症例
70代の女性 介護職(来院7ヶ月前に退職)
もともと慢性的な腰痛はあったが、直近1ヶ月で前傾姿勢の作業中に右仙腸関節の痛みが強くなり、長時間の歩行ができなくなりました。
夜中でも痛みにより目が覚めるとのことでした。
過去に腰部脊柱管狭窄症の診断を受けたことがあり、他の既往歴としては”脳梗塞”と”肺がん”がありました。
診断名『仙腸関節性腰痛』
仙腸関節性腰痛とは?
レントゲンやMRIでの所見が難しく、異常が見つからず慢性的な腰痛となりやすい。
そのため症状や身体所見から診断につなげていきます。
特徴としては、仙腸関節付近に症状が出ていることが多く、患者自身がピンポイントで疼痛部位を示せることが多いです。
原因・症状
原因
仙腸関節は大きな動きが出る関節ではありませんが、役割として上半身と下半身の間で衝撃を吸収する役割があります。
腰を捻る動きや中腰になったとき利き手、利き脚の関係で左右非対称に力が加わり、日ごろからの小さなストレスがアライメント不良に繋がり症状が出ることが多いです。
しかし、今回のケースですと脳梗塞の関係もあり、より姿勢の歪みが強くなり症状の悪化につながったと推測します。
症状
・腰から臀部に掛けての痛み
・患側(右)を下にして寝ると痛みが出る
・立ち上がりの痛み
・中腰姿勢(前かがみ)の痛み
・長時間の座り姿勢がつらい
・長時間の歩行が困難
【評価】
まず狭窄症の確認のために
〇間欠性跛行下半身の筋力低下
〇臀部から下肢のしびれの2点を確認
⇒10分経ったらつらくなる・両足とも筋力低下を感じる
以上の結果から、狭窄症の可能性があると考えられました。
次に疼痛部位の仙腸関節のテストを行いました。
また、動作確認で
①腰椎回旋時の違和感
②腰椎伸展時痛
③下肢の筋力低下
の確認できましたが、骨盤ベルトを用いて改善したためこの姿勢が理想です、とお伝えしました。
【患者様の姿勢写真】
→骨盤の角度は21度と前傾が強く、全体的に前傾姿勢
治療内容
MA
筋肉を緩め、血流の改善につながります
トムソンベッド
痛みがなく、無理に負荷をかけずに姿勢矯正を行うことができます
JOYトレ
筋肉で自然のコルセットをつくりだせるため姿勢維持に効果的です
患者様の変化
初来院の治療後は、痛みがすごく引いて驚きのお声をいただきました。
2回目の来院時には夜途中で目が覚めることなく、通っているジムでも下肢筋力アップとウエスト-3cmを褒めてもらえたと報告していただけました。
通院して3ヶ月目の現在も週2回通院をしていただき2時間歩けるようになりました。
患者様のお声
常にあった腰痛から解放され驚きました。
ずっとこのまま治ることはないと諦めていました。
痛みに悩むことがなくなり、夜も寝られるようになり、今は通い切ったらどうなるだろうとワクワクしています。
最後に
☑ 突然の腰の痛みで長く歩けない
☑ 夜も起きてしまうほどの痛み
☑ 再発しない身体づくりを目指したい
ひとつでも当てはまる方は、まはろ接骨院にご来院ください。
専門の知識を持った経験豊富なスタッフが対応いたします!