目次
63代歯科助手をされる女性が来院されました。
昨年の10月から症状が出ており、寝転ぶ際に右半身を下にすると臀部から大腿外側部にかけ痛みと重だるさがあり困っているとのことでした。
ご本人は仕事中、日常生活など動いているときは症状がなかったため軽く思っていたが、就寝時起きてしまうくらい症状が強くなってしまい来院されました。
最近では車の昇降時に足が上げにくかったり、ゴルフの最中にも重だるさがみられるようになってきており、自分で臀部をたたくと少し楽になるとお話されました。
診断名『梨状筋症候群』
梨状筋症候群とは?
臀部の深部にある梨状筋が、異常に収縮をし坐骨神経が圧迫を受けることで痛みが生じるものです。
臀部から下肢にかけて痛みや痺れが生じます。
坐骨神経痛との鑑別が必要になります。
原因・症状
原因
〇長時間のデスクワーク
〇長時間の運転
〇野球やゴルフなど体を捻る動作のスポーツ
〇オーバーユースによって筋の柔軟性が失われることで、神経を圧迫し発生する。
また、
〇股関節の異常
〇人工関節の使用に伴う障害でも発生する。
症状
実際にこの方も
〇受付業務でのデスクワーク
〇趣味のゴルフ
〇反り腰による柔軟性の低下
などを訴えていていました。
臀部から大腿外側に放散痛やピリピリした感覚異常が主な症状でした。
治療内容
トリガーポイント(触診時、殿筋群に固さを感じたため実施)
→中殿筋、小殿筋
側臥位で大転子上部を圧迫
梨状筋へのアプローチ
側臥位でPSISと仙骨尖を結んだ間の部位を圧迫
部分トレ(中殿筋、梨状筋)
片足立脚時、トレンデレンブルグ兆候が見えたため、右のみ実施しました。
(大転子上部、腸骨稜、大転子後部、仙骨右外側)
患者様の変化
治療期間は現在一か月ですが、症状が大幅に改善され新たに肩回りが気になるとのことで、そちらも根本治療していきます。
根本から治療をすることで症状の軽減や消失がみられ、ストレスを緩和することができます。
また、今回は新たに肩回りを任せていただきましたので、痛みで悩むことのない元気で明るい人生をサポートしていきます。
患者様のお声
治療を受けてずっと気になっていた痛みや違和感が不快感が減り、朝まで目が覚めることなく、ぐっすり眠れるようになりました。
また、トレーニングも加わり力がはいることで歩きやすくなりました!
年のせいにせず、まはろに頼ってよかったです。
最後に
☑ おしりの痛みやだるさが気になる
☑ 何度も目覚めてしまう
☑ 再発しない身体づくりを目指したい
ひとつでも当てはまる方は、まはろ接骨院にご来院ください。
専門の知識を持った経験豊富なスタッフが対応いたします!