野球肘(内側上顆炎)とは成長期(10~16歳)に起こりやすい肘のケガで、
オーバーハンドで投げる野球のピッチャーに多く、同じくボールをよく投げるキャッチャーにも起こることがあります。
一般的に使いすぎ(オーバーユース)によって、肘にストレスがかかり続けることで肘の内側や外側、後方に痛みが発生してしまいます。
最も痛みが出現しやすいのは肘の内側型で、原因として靭帯や円回内筋などの筋肉に牽引力が加わってしまい、それにより付着部である上腕骨内側上顆炎など炎症が起こってしまいます。
また、靭帯も使いすぎることによって傷がつき、
痛みを伴うこともあります。