寝て起きたら痛い……寝違えとは何?

最近、月に何回も寝違えの症状が出る!そんな方は必見です!

 

頻繁に寝違えをされる方でよく言われているのが

 

「枕の高さが悪いからかな?」

 

「枕の高さを変えても最初はいいけど、数回で前と変わらない状態になる!」

 

「結局どういう枕にしたらいいですか?」

 

正解は……

 

その話の内容自体が不正解です!

 

一番の原因は、ご自身の首の関節の動きの悪さ姿勢の悪さ頭部の位置関係にあります。

 

勝手に枕のせいにしないでくださいね。。。

 

寝違えってよく聞くけどどういう症状なの?

寝違いとは、「頸椎部椎間関節症」という関節の炎症によるものです!

関節で起きた炎症が筋肉に波及し痛みや張り感、詰まった感じを訴える病態です。

 

例えば、右の首を寝違えた場合

右を向こうとすると詰まるようなツキーンとした痛み

左を向こうとする時は張る様な痛みを感じます

 

下を向くと張る様な痛み

上を向くと詰まるようなツキーンとした痛みがあるのも特徴です。

 

これは、

炎症症状が軽いと張り感は弱く

炎症症状が強いとかなり強く出たりします。

 

また、

関節の動きが悪い(軽度)場合は若干の詰まるような痛み

関節の動きが悪い(重度)場合は少しの動きでツキーンと強い痛みが出ます。

 

詰まるような痛みは関節の痛み張る様な痛みは筋肉の炎症症状による痛みです。

 

寝違えの原因って何?

一番の原因は、姿勢の悪さから来る頭部の位置異常、アライメント異常です。

それが原因となって首の関節の嚙合わせが悪くなり動きが悪い状態で使うことで炎症が起き痛みを出してしまいます。

 

なぜ、このような関節痛が起こるのか?

それは、普段の姿勢に原因があります!

 

椅子に座っている時骨盤が後傾して背中が丸まり首が前に出てないですか?

 

立っている時お腹が出て見えるような姿勢で腰が反って猫背になっていないですか?

 

こういった姿勢の方は、ストレートネック頸椎の湾曲が逆になった状態頸椎になります。

そうなってくると関節への負担をおおきくしたり、軟骨(椎間板)のすり減りを早くしてしまいます。

それによって関節部分の噛み合わせが変わってしまうため、関節で炎症が起こりやすくなります。

 

寝違えの予防、治療法って何?

まずは、ご自身の首の関節が正常なのかどうかをセルフで確認してみましょう!

(普段から首~指にかけての痺れを感じる方はやらないでください)

 

椅子に座って背筋を伸ばし正面を向いた状態で確認していきます。

 

①ゆっくりと顎を胸に付けるように下を向きます。

 この動作では基本的に痛みは出ないです。出る場合もあるので次の確認をします。

 

②ゆっくりと天井を見る様にゆっくりと首だけを反らします。

 この時に首、肩、肩甲骨内側辺りに痛みの出た方は次も確認します。

 

③上を向いたまま、右後ろに首を傾けてください。

 この時に右首、右肩、右肩甲骨内側に痛みがあれば右の関節

 左首、左肩、左肩甲骨内側に張る様な感じがあれば左の関節

 

④上を向いたまま、左後ろに首を傾けてください。

 この時に左首、左肩、左肩甲骨内側に痛みがあれば左の関節

 右首、右肩、右肩甲骨内側に張る様な感じがあれば右の関節

 

②~④で当てはまるものがあれば、寝違いになるリスクの高い人です!

 

予防は

背中が丸まらない様に背筋を伸ばした状態で頭が前に出ないよう生活してください。

 

次に首のストレッチを小まめにやりましょう!

 右手を左側の後頭部に添え、右斜め45°の方向にゆっくりと引っ張ってください。

 10秒ゆっくりと伸ばし少しだけ緩め、更に伸ばしていきます。

 これを3回繰り返し反対側の首も伸ばします。

 注:対側の肩が付いてこない様に姿勢は真っすぐの状態を保つ。

 

まはろ接骨院での治療方針

症状の強い方に ハイボルテージ 治療

 患部に高周波治療を行い痛みを和らげます。

 

骨盤矯正 猫背矯正 での根本改善

 身体の土台である骨盤の位置を整えます。

 猫背矯正で頭部の位置を正常に戻し、首への負担を減らします。

 

崩れない身体作りに JOYトレ

 骨盤を支える為のインナーマッスルを鍛え再発を予防します。

 

痛みや違和感、同じ症状を何度も繰り返す、予防をしていきたい!

そういった方々、一度当院にご相談ください!