「仙腸関節障害」とは

40代　保育士をされている女性

2か月前仕事をしていて

腰からお尻に掛けて痛みが出現しました。

・動き出した時

・長時間の立ち姿勢

・中腰姿勢

で痛みが強くなりご来院されました。

「原因を知りたい」と整形外科に受診

　⇒ レントゲン撮影　⇒ 骨に異常なし

　・安静指導

　・湿布

　・ロキソニン を処方

　⇒ 症状は変わらず　

　⇒  [まはろ接骨院]にご来院

既往歴として3年前に子宮頸がんの手術を行っています。

診断名『仙腸関節障害』

「仙腸関節障害」

仙腸関節障害とは？

比較的若い年齢から中年の女性に多く発生します。

その中でも妊娠中や出産後に多いとも言われており

痛みの出現場所や、時期に応じて

別の疾患（椎間板ヘルニアや脊柱管狭窄症）

などと類似するケースもあるので注意が必要です。

仙腸関節障害の原因・症状

原因

仙腸関節は身体の中心部分に位置していて、

主に上半身と下半身の間で

衝撃を吸収する役割があります。

〇腰を大きく捻る

〇中腰作業

〇足を前後に大きく開くこと

3点に関係することから

左右非対称に力が加わることで負担が掛かり、

症状が出ることがあります。

また、座る時に足を組む、

荷物を決まった方で持つことも1つの要因です。

症状

【主な症状】

・臀部や腰の痛み　

・長時間立ち姿勢での痛み　

・歩行時の痛み

・下肢への放散痛　

・椅子に座っていると痛みが悪化する　

・片足立ちで痛み

【患者様の症状】

・腰から臀部に掛けての痛み　

・子供を抱き上げた時の痛み出現

・太ももに痛みがでることもある　

・動き出しの痛み　

・中腰姿勢の痛み

仙腸関節障害の評価

ケンプテスト ( Kemp Test )

立位の状態で体幹の患側への側屈、伸展を強制する

 ⇒陽性(＋)は臀部から下肢後面に放散痛(※)が見られる。

　※放散痛とは…関連痛の1つで原因部位とは離れた場所に現れる痛み

ニュートンテスト ( Newton Test )

仰向けになり左右の腸骨稜外側に手を当てて挟むように力を入れる

 ⇒陽性(＋)は仙腸関節部分に痛みが誘発された場合

パトリックテスト ( Fabere Test )

検査側の股関節を屈曲・外転・外旋位

にして、反対側下肢に踵を乗せる

 ⇒陽性(＋)の場合は仙腸関節又は股関節に痛みが出現

姿勢測定

→腰椎の前彎が強く、骨盤前傾の状態になっていた。

　ベット上向きに寝ると腰にスペースが

　出来て長時間上向きで寝れない状態が続いた。

当院で行った仙腸関節障害に対する治療

トムソンベット

姿勢分析や骨盤の位置を確認して

状態が『L＋(左の傾きが強い)』だった

患者様に症状の原因を説明し、

トムソンベットを実施。

回旋の動きが全く出ていなかったが

継続することで可動域を確保することができ、

仕事面では子供の抱っこなどで

横揺れする際の痛みも軽減できました。

JOYトレ(骨盤ベルト着用)

骨盤ベルトを巻き、

骨盤前傾を防いでトレーニングができ

手術痕の悩みや腹部の硬さも改善し、

痛みが出る頻度が圧倒的に減りました。

患者様の変化

治療後は痛みが軽減していきました

3ヵ月からJOYトレも一緒に行い、

現在はほとんど痛みのない状態で

1週間に1回来院されています。

手術痕が硬く寒くなると

痛みが出ている状態でしたが

骨盤ベルト＋JOYトレで

手術痕の固さが改善して

仙腸関節障害の痛み改善しました。

腰の痛みは

多くの患者様が訴える症状で、

病院へ行っても納得できる回答が得られずに

当院へ来院される患者様も多くいらっしゃいます。

まはろ接骨院では、

理学療法検査を行い客観的に評価し

患者様に正しい情報を伝えています。

患者様のお声

ー〇ー〇ー〇ー〇ー〇ー〇ー〇ー〇ー〇ー〇ー〇ー〇ー〇ー

腰が痛く”動けなくなる”予感がある日がありましたが、

今は、その嫌な予感はなくなり

腰痛があっても、翌日は「大丈夫！！」なほどになりました

ー〇ー〇ー〇ー〇ー〇ー〇ー〇ー〇ー〇ー〇ー〇ー〇ー〇ー

そして、

『丁寧に診察して頂き、症状も改善して

　これからの生活に不安がなくなりました』　

と大変励みになる、

嬉しいお言葉もいただきました。

その後、妹さんをご紹介してくださり

お二人とも通院してくださっています。

最後に

☑ 腰から足にかけて痛みがある

☑「仙腸関節障害」の症状と似ている

☑ 寒くなると痛みが増す

☑ 日常生活にも支障がでてきたのでなんとかしたい

ひとつでも当てはまる方は、まはろ接骨院にご来院ください。

専門の知識を持った経験豊富なスタッフが対応いたします！